ei-san’s blog ー Working Better with Age ー 誰もが生涯活躍の人生を

このBLOGの目的は、「生涯活躍のまち、茅ケ崎つくり、SDGs の実現」のための調査・研究と活動に役立つと考えられる情報を紹介・記録するものです。    具体的には次の3つです。(1)誰もが暮らしやすい茅ケ崎市の実現に関係する情報、(2)誰もが生き甲斐を持ち続けることが可能な茅ケ崎市の実現に関係する情報、(3)多世代の人々が活発に交流することが可能な茅ケ崎市の実現に関係する情報。

日本精工(NSK)

リーダーには、地道に「現場」に隠れている宝物を探し求める姿勢が大事

紀元前700年頃の古代アッシリア人(メソポタミア文明)が、丸太(ころ)を並べて石の巨像をゴロゴロと運んだことをしるしたレリーフが現存しています。 そして、現在では20万種類以上のベアリング(軸受)がつくられ、あらゆる「機械」で摩擦によるエネルギ…

リーダーは、現場にも行き、悪い情報も積極的に把握し、手を打つ

リーダーや経営者は、机上で考えているだけでなく、自ら「現場」に行き、悪い話でも聞く耳、受け入れる度量をもち、課題を解決する、自ら改善することが必要と。また、製造業では「原価低減」をどうやるかも一生懸命考え、ムダ・ムラ・ムリのなくすことを徹…

経営トップは「スピード感もち即断即決」「環境変化に適応できる企業体質創り」が大切

会社にとって最も大事なことは「あらゆるステークホルダーとの双方向のコミュニケーション」が成立していること。自ら発信する(広報)のみならず、積極的に聴くこと(広聴)。そのうえで、相互理解を深める。そして、そのために、関係する分野の知識も貪欲…

学生時代に一生懸命取り組んだことは、生涯、役に立てることができる!

課題の攻め方、アプローチ戦略という点ではゴルフと経営には似ているところがあるとのこと。ゴルフができない私には想像しかできませんが・・・。経営では必要がある時は冒険(チャレンジ)もありうるが、ゴルフで冒険は駄目とのこと。いずれにしても、ゴルフ…

日本精工(NSK)、被災地の復興を祈念し、令和元年台風第19号災害 義援金

日本精工(NSK)は被災者支援と被災地復興支援のため、義援金総額1000万円を寄付するとのこと。うち700万円を日本赤十字社を通じて、300万円を福島県へ寄付する。 福島県への寄付は、NSKの福島工場が福島県東白川郡棚倉町に立地していること…

凄い経営者は、ある意味、立派な宗教家と同じ? 永守教、稲盛教、・・・

「世界一」に挑戦する気概と気迫、独自の発想と 技術力の日本電産(株)代表取締役会長(CEO)の永守重信氏と朝香元NSK社長は30年を超す付き合いとのこと。歳下だけど、「できるならすぐやれ」「できないなら、できるまでやれ」という行動など素晴らしいとこ…

社長は駅伝の選手のよう・・・

社長の両肩には、「社員の数の4倍~5倍の人間の生活がのしかかっている」。本当に「重責」ですね。 以前、朝香元社長より前のNSK社長だった方から、社長を次の社長に譲られた直後にお話を伺う機会がありました。 その際、印象的だったのがお顔が柔和に見…

働き方改革を、法規制への対応だけではなく、企業の持続的成長の基盤づくりにつなげよう

働き方改革を、法規制への対応だけできゅうきゅうとしているのではなく、企業の持続的成長の基盤づくりにつなげる視点が大切にとある。日本精工(NSK)は、4つ星企業だった(5つ星、4.5つ星の上位50社には入れず)。 上場企業と有力な非上場企業の708社で…

「あたらしい動き」の提案についてのNSK社長の内山俊弘氏の講評が掲載

多数応募された「あたらしい動き」への提案に対し、NSK社長の内山俊弘氏は、「100年以上にわたり、産業や社会のニーズにお応えしてきた当社は今、未来の課題を想像し、それを解決するための新たな価値創出を目指しています。新しい動きで摩擦を減らすという…

日本精工(NSK)へ「社会をスムーズにするための『あたらしい動き』とは何か?」の提案が掲載

「社会をスムーズにするための『あたらしい動き』とは何か?」の提案の一部が紹介されています。それにしてもNSK(日本精工)への期待は大きいですね。(^_-)-☆・人生100年時代に健康な身体を 38歳(健康長寿・医療技術)・ラッシュアワーをよりスムーズに 19…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(12)

朝香元社長は、中国でも現地の人材に恵まれたとのこと。そのお一人が譚迪倫氏。中国での工場建設、土地取得などの場合には、市などの行政府との調整(根回し)が必要で、それを上手に行うなど、NSKの中国事業の基礎づくりに多大な貢献をしてくださったことは…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(11)

朝香元社長は、欧州勤務を終え日本に戻ってから、経済環境が悪化していたことばかりでなく、組織・体制は10年運営すると制度疲労が起きるということで、また、組織改革・制度改革に取り組まれました。そんな中の2002年6月に日本精工(NSK)の第8代社長に就…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(10)

欧州地域でのリストラクチャリングの断行。理屈だけでなく、人と人の心を通わせるて推し進めたとのこと。でも、命懸けだったんですね。そして、ここでも朝香元社長の持論「製造業は現場である製造と営業が強いこと。現場が師匠であること」を大切にされたん…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(9)

欧州地域でも、製造業の原点である「モノつくり」のあるべき姿を大切にしながら、徹底したモノつくり改革に奮闘されたご様子が伝わってきました。NSK(日本精工)が学んだトヨタ自動車さんの生産方式(TPS)が役立ったんですね。 メーカーの経営者でない…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(8)

朝香元社長が55歳になって、突然、関谷社長(当時)からNSKの欧州責任者としての赴任を命じられました。しかし、赴任したくなかった朝香元社長は正月休みに、行きたくない理由をびっしりリポートに書きならべ、お断りし、関谷社長が諦めかけていました。と…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(7)

「まあ夫婦としてよく持ったなあ」と朝香元社長。営業で毎日午前様、深夜までお得意先の対応、明け方にお風呂と着替えに帰宅する、すごい生活。今でも奥様に感謝とのこと。そんな朝香ご夫妻は、今年で結婚47年目。あと3年で金婚式を迎えることができそうです…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(6)

朝香元社長の売り口上はどこでも「技術のNSKです」とのこと。取引先との信頼関係はアフターファイブだけではできず、部品業界は技術力がものを言い、品質(Q)、コスト(C)、納期(D)の満足度を高め、取引先を心配させないことが最低条件で、徹底的にもの…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(5)

朝香元社長でも、若い頃、上司の関谷課長(1994年~第7代NSK社長)から毎週、宿題を出されていたなんて(通称「関谷学校」)。猛烈な指導は容赦なく、営業一本だった朝香さん、お金の流れは経済の血液であることを認識。財務や管理会計に面白みも。こんな経験…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(4)

学生時代にあえて不得意分野に飛び込みご自分を変え、人との関係構築を得意にされたこと。そのことがNSKに入社され、取引先など他者との信頼関係を築く喜びなど営業マンの醍醐味を知るまでになったんですね。今更ながらですが、スゴイ方ですね。 r.nikkei.com

仕事人秘録 日本精工名誉顧問、朝香聖一氏(3)

日本精工(NSK)元社長の朝香聖一氏の仕事人秘録 その3です。誰にも(?)、若気の至りでの無分別な行動ってあるんだなぁと、変に納得してしまいました。 r.nikkei.com

仕事人秘録 日本精工名誉顧問 朝香聖一氏(2)

創立90周年記念行事で港区青山のSPIRALで開いた展示会で、朝香社長(当時)が「地球には大きなベアリングがついていてそれで自転しているんだぞ」と説明し来場者の笑いを誘っていたとは ― 初回の話、面白かったですよ。さて、今回の話で「高校までは、引っ込み…

仕事人秘録 日本精工名誉顧問 朝香聖一氏(1)

日経産業新聞で10月23日から、朝香元NSK社長のオモシロイお話が掲載されています。私が広報・広告責任者として、初めて薫陶を受けた経営トップです。自動車をはじめ、あらゆる機械を円滑に動かすために不可欠なベアリング(軸受)。地味な部品だが、"…

日本精工(NSK)、EV発展のために「エネルギー」との関係性を持続可能なものに変えていくと。

日本精工(NSK)はSDGsの理念に賛同。EV発展のためには「エネルギー」との関係性を持続可能なものに変えていく必要があると考えているとのこと。協業や共同研究で開発を進めている革新的な発電方法や給電インフラについて紹介するほか、未来のモビリティ社会…

日本精工(NSK)、受電から駆動までのすべてをタイヤのなかに(世界初)

日本精工(NSK)は、東京大学大学院 新領域創成科学研究科の藤本博志准教授らの研究グループ、ブリヂストン、ローム、東洋電機製造との産学連携により、道路からインホイールモータ(IWM)に直接、走行中給電できる「第3世代 走行中ワイヤレス給電インホイールモ…

日本精工が「社会をスムーズにするための『あたらしい動き』とは何でしょうか?」に対するアイデアを募集(締切 10/16)

日経新聞が日本精工(NSK)からの課題「社会をスムーズにするための『あたらしい動き』とは何でしょうか?」に対するアイデア(400字程度)を募集していました(締切 10/16)。50年先、100年先の世の中を思い描き、どのような「新しい動き」が必要なのか、…

企業が「父親育児」の応援を積極的にしだしました。

働きがいある職場環境づくりの一環として、2018年に発行した介護編、育児女性編、上司編に続き、いよいよ「育児父親編」の両立支援ガイドブックを出しましたね、NSKさん。育児や家事を行うメリットに気付き実践される男性社員が増えることでしょう。 http…

東京大学、NSK、ブリヂストンの3者で電気自動車への走行中ワイヤレス給電の実用化を目指す

東京大学、NSK(日本精工)、ブリヂストンの3者共同で、電気自動車(EV)に搭載されるインホイールモーターへの走行中ワイヤレス給電の実用化を目指すことになったとのこと。 日本のCO2排出量(11億9,000万トン)のうち、自動車からの排出量は15%(1億7千600…

神奈川県立川崎図書館の「すごい社史」にNSK(日本精工)の『日本精工100年史 1916-2016』が選定

日本の図書館で一番といっていいほど社史が揃えられている神奈川県立川崎図書館の「すごい社史」にNSK(日本精工)の100年史が選定されました。 以下、同図書館のHPより 世界的なベアリング(軸受)のメーカーです。「経営通史編 技術史編」「資料編 年表」…

6月8日18時、日本精工(NSK)がテレビ東京『知られざるガリバー』に登場

テレビ東京毎週土曜夕方6時から放映されている情報・ドキュメンタリー番組『知られざるガリバー~エクセレントカンパニーファイル~』で、私が勤めておりましたNSK(日本精工)が今週末(6月8日18時)、紹介されます。 https://www.tv-tokyo.co.jp/gulliver/…

NSK 7つのSDGs目標を重要課題として取り組む

NSK(日本精工)は5月14日、2019年度~2021年度3ヵ年中期経営計画を発表しました。3年間で1,800億円の設備投資を計画し、ベアリングやボールねじの供給能力を拡大、工作機械やロボットなどの自動化需要を取り込むという。自動車向けのベアリングでも、世界の…