リーダーは、現場にも行き、悪い情報も積極的に把握し、手を打つ
リーダーや経営者は、机上で考えているだけでなく、自ら「現場」に行き、悪い話でも聞く耳、受け入れる度量をもち、課題を解決する、自ら改善することが必要と。また、製造業では「原価低減」をどうやるかも一生懸命考え、ムダ・ムラ・ムリのなくすことを徹底的に追求すること。そして、常に、「現地・現物・現実・原理・原則」のいわば5Gを認識して、課題解決に挑戦すること。
さらに、生産現場や技術をレベルアップしつつ伝承していく必要があると。最近の事例では、2005年に設立したNSKモノつくりセンターで工場スタッフを数カ月間研修し熟練度を向上、2007年にはNSKインスティテュート・オブ・テクノロジーを設立し、国内外の技術者教育を系統立って行っているとのこと。
経営者が組織の方向性を決め、叱咤激励して推し進めていく。そして、それらを具体化する多くの人材がいて、NSKは百有余年、社会に貢献し続けられたのだと、あらためて感じました。(^_-)-☆