NSK 7つのSDGs目標を重要課題として取り組む
NSK(日本精工)は5月14日、2019年度~2021年度3ヵ年中期経営計画を発表しました。3年間で1,800億円の設備投資を計画し、ベアリングやボールねじの供給能力を拡大、工作機械やロボットなどの自動化需要を取り込むという。自動車向けのベアリングでも、世界の車生産台数以上の成長を目指すという。
また、風力発電や鉄道車両などの産業分野での成長を予測し、同分野でのベアリング需要を取り込み、サービスを強化して収益を拡大するという。自動車関係では省エネ・小型化のかなめである自動変速機(AT)の多段化に伴うベアリング需要も取り込むほか、拡大が見込まれる自動車に搭載されるモーター向けの小形ベアリングの供給体制も強化するとのこと。
さらに、NSKは環境・社会への貢献の取り組みとして「SDGs宣言」~ 企業理念のもと、持続可能な社会の実現に向けて、誠実で責任ある事業活動と製品・サービスのイノベーションを通じ、社会課題の解決を目指していきます。そのための指針としてSDGsの17目標すべてを尊重するとともに、NSKの事業に関連した7つの目標(7エネルギーをみんなに そしてクリーンに、8.働きがいも 経済成長も、9.産業と技術革新の基盤をつくろう、11.住み続けられるまちづくりを、12.つくる責任 つかう責任、13.気候変動に具体的な対策を、17.パートナーシップで目標を達成しよう)を重要課題として選定し、積極的に取り組みを進めていきます。~ をさらに推進・実践していくとのことです。
<NSK 2019年度~2021年度中期経営計画説明会資料>https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00516466?isReadConfirmed=true