「ESG」について若者の関心が高い
花王の沢田社長曰く、
「令和」の時代はESG(環境・社会・企業統治)の視点がますます重要になる。グローバル全体では、人口の増加に新たな技術革新が加われば、グローバル経済は必ず活性化する。一方で、所得格差の広がりや難民問題などの課題が出てくる。国と国、国民同士で摩擦が起きる。そのとき花王は、「社会的な不和」にどう立ち向かうかを考える必要があると考えている。さらには、人口が増えればその分、一人ひとりが「自然から受ける恵み」の面積は減らざるを得ない。「地球温暖化」も、「海洋を漂うプラスチックの問題」も大きい。こうした「環境問題」に対応する「ESGの力」が企業に求められる。
そして、花王の社員には、機能性を高める技術革新だけでなく「地球環境」や「人とのつながりを意識したモノづくり」に取り組んでほしい。
「利益ある成長」より前に、「社会にいかに役に立つか。ESG視点のモノづくりで社会に貢献したいとのこと。
ただ、幸いなのは「ESG」について若者の関心が高いことだと沢田社長は言う。
そう、茅ヶ崎も「ESG」の視点をもち、「SDGs」の目標達成のための行動をしている若い世代が多い。