東京大学、NSK、ブリヂストンの3者で電気自動車への走行中ワイヤレス給電の実用化を目指す
東京大学、NSK(日本精工)、ブリヂストンの3者共同で、電気自動車(EV)に搭載されるインホイールモーターへの走行中ワイヤレス給電の実用化を目指すことになったとのこと。
日本のCO2排出量(11億9,000万トン)のうち、自動車からの排出量は15%(1億7千600万トン)にのぼります。そのため、日本をはじめ、世界中の自動車メーカー等が車両の電動化(EV化)の開発・普及を推進しています。
しかし、近い将来に電池(バッテリー)の供給不足が懸念され、その対策として、3者はホイール内に配置したモーターへ走行・停車中に路面から直接給電することで、より少ないバッテリー搭載量でEVの航続距離を確保可能にする技術開発を行っています。
今後は、オープンイノベーションによって研究開発を促進させ、2025年までに実証実験のフェーズに移行できると良いですね。
電気自動車が走行中に給電する様子(イメージ)「 JST 未来社会創造事業 採択課題一覧 」より引用