ei-san’s blog ー Working Better with Age ー 誰もが生涯活躍の人生を

このBLOGの目的は、「生涯活躍のまち、茅ケ崎つくり、SDGs の実現」のための調査・研究と活動に役立つと考えられる情報を紹介・記録するものです。    具体的には次の3つです。(1)誰もが暮らしやすい茅ケ崎市の実現に関係する情報、(2)誰もが生き甲斐を持ち続けることが可能な茅ケ崎市の実現に関係する情報、(3)多世代の人々が活発に交流することが可能な茅ケ崎市の実現に関係する情報。

DIVE DIVERSITY SESSION「世界をちょっとSLOWに」(2019年9月19日)SLOW LABELディレクターの栗栖良依さんが登壇

SDGs:誰一人取り残さない”世界の実現のために

DIVE DIVERSITY SESSION「世界をちょっとSLOWに」(2019年9月19日(木) 15:45〜16:30 渋谷ヒカリエ 8/COURT)にパラ・クリエイティブプロデューサー/ディレクター SLOW LABELディレクターの栗栖良依さんがお話されました。

 

障がいを持った方たちの前に立ちはだかる物理的なバリア、精神的なバリア、情報のバリアの無い世の中に徐々ではありますが、変化しています。

https://social-innovation-week-shibuya.jp/report/1993/?fbclid=IwAR0KUtJwUjk-T0uDD4R2je8ALXkwbvPPfSjA4J1ZLl2PJlGSrCwsH7Ih-cA

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8月24日、茅ヶ崎市「サザンビーチちがさき」でバリアフリービーチイベント「Luana in Southern Beach」が開催

SDGs:誰も置き去りにしないために

2019年8月24日、茅ヶ崎市の「サザンビーチちがさき」にて「Luana in Southern Beach」というバリアフリービーチイベントが開催されました。(茅ヶ崎テレビより)

https://www.youtube.com/watch?v=Y0w3tnzgYLs&fbclid=IwAR2gW6rciJ4MxyGGui9E81FzU67UpYYSwXp_9B69t3xQ2mTfoqPlcFX0c38

 

 

紅茶1杯のカップから検出されたマイクロプラスチックは約116億個?

紅茶1杯のカップから検出されたマイクロプラスチックは約116億個、さらに小さいナノプラスチックは約31億個と、通常の飲食物の数千倍とのこと。
これら粒子が健康に及ぼす影響は不明だとか・・・。(´-`).。oO

https://www.cnn.co.jp/fringe/35143242.html?fbclid=IwAR0OffJ5cvcPnXrK9fvt5nwc1eZF2ewcoPWz25QbBGlyMEFeX_Si_uQBx40

プラスチック素材を使ったティーバッグを熱湯に入れると、「マイクロプラスチック」が1袋につき百億も放出されるとの研究結果が報告された/TOLGA AKMEN/AFP/Getty Images

プラスチック素材を使ったティーバッグを熱湯に入れると、「マイクロプラスチック」が1袋につき百億も放出されるとの研究結果が報告された/TOLGA AKMEN/AFP/Getty Images

 

理科の体験活動サポートスタッフの講習会で、実習に取り組む

9月28日、昼前から半日、理科の体験活動サポートスタッフの講習会で、実習に取り組んできました。学童たちが自身の興味で、種々の課題を見つけて、実験する姿を見て、自分の小学校時代を思い出しました。(๑・̑◡・̑๑)

https://www.facebook.com/masami.eishima/grid?lst=100003723271301%3A100003723271301%3A1573436019画像に含まれている可能性があるもの:雲、空、木、屋外

画像に含まれている可能性があるもの:室内

 

「問題があるのにあたかもないものであるかのように振る舞っていないか、見たいものだけを見ていないか」常に自問します

この記事を読んで私は次のように反省しました。m(._.)m
9月23日の国連「気候行動サミット」も含めた地球環境の問題に対しても、私は「日本人のナルシシズム」ー「現実よりも「自分にとって自分がどう感じられるか」、「自分が他人からどう見られるか」というイメージを重要視すること」に陥っていると言われてもしかたないかもしれません。
これからは、「「そこにある」問題をあたかも存在しないものであるかのように振る舞っていないか、見たいものだけを見ていないか、何かが麻痺していないか」ー 私は、自分自身に常に問い掛けなければいけませんね。(^_-)-☆

キティと一緒に「SDGs」を学ぶことができます

2018年9月からYubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」の運用を始めたサンリオは、海のごみを拾うイベントへの参加やフードバンクの活動を紹介するなど、世界中の人たちが平和で仲良くできることを願い、「SDGs」のゴールに向かって日本で活動している人たちを応援する活動をしてきました。 

2030年までにやり遂げたいこと~♪のキティ応援歌、結構、使えますね。(^_-)-☆

※Vol.7には、外相時代の河野太郎大臣が出演されています。

https://www.youtube.com/watch?v=TsdxJzwryXQ

SDGsって知ってる?【ハローキティSDGs応援 Vol.1

みんな、SDGsって知ってるかな?

国連やいろんな国のいろんな人たちが、

みんなで地球のことよくしよう!っていう取り組みなんだよ。

キティはこのSDGs、がんばって応援していこうと思うんだ!

https://www.youtube.com/watch?v=O1RxwfxOwe0

SDGsを遊びながら学んじゃおう!【ハローキティSDGs応援 Vol.2

今の世の中をもっと住みやすい世界にしたい!っていう取り組み「SDGs」。

今回は、SDGsの伝道師・キティが、SDGsのカードゲームを紹介しちゃうよ!

ちょっとむずかしい?でも、だいじょうぶ!ほら、みんな楽しそう♪

#ハローキティチャンネル #SDGs #カードゲーム #遊びながら学ぶ #国連#SDGsの歌

https://www.youtube.com/watch?v=q4G9xK9IKas

レッツゴー国連!【ハローキティSDGs応援 Vol.3

なんと!今回は国連の広報センターさんにおじゃまして、SDGsの歌をいっしょに作って歌っちゃったよ!

みんなでいっしょに、レッツゴー未来♪

#ハローキティチャンネル #SDGs #国連広報センター #根本かおるさん #SDGsの歌

https://www.youtube.com/watch?v=SVYThtQ6SNQ

ウエルカム!国連のスゴイ人!【ハローキティSDGs応援 Vol.4

キティね、SDGsのことをいろいろお勉強してるんだけど、

国連の事務次長のアリソンさんが来日されると聞いてお話聞いてきたよ!

12月10日は「人権デー」ということで、今回歌うのはゴール16番の歌♪

キティの事務所もチラ見せしちゃう!

#ハローキティチャンネル #SDGs #GOAL16 #SDGsの歌 #国連事務次長 #アリソンスメイルさん #人権デー

https://www.youtube.com/watch?v=PrvwpcupThQ

渡良瀬で「ブラキティ」してみた!【ハローキティSDGs応援 Vol.5

今回もSDGsの伝道師キティ、がんばってきました!

栃木県・茨城県群馬県・埼玉県にまたがる

渡良瀬遊水地の取組みを体当たりレポート!

自然が豊かで、すごくきれいなところに、

新しい産業が生まれてて、ずっとここに住みたいな、と思っちゃった!

ゴール9番の歌も聞いてみてね!

#ハローキティチャンネル #SDGs #GOAL9 #SDGsの歌 #渡良瀬川 #遊水地 #ヨシ #ヨシズ産業 #無農薬米の酒 #ふゆみずたんぼ米 #コウノトリラムサール条約

https://www.youtube.com/watch?v=jk4zQGcDwHs

理系の研究室で女のコたちが楽しそうだった!【ハローキティSDGs応援 Vol.6

今回はSDGsの取材で中央大学理工学部に行ってきたよ!「リコウガクブ」って男のコだらけかと思ったら女のコもたくさんがんばっててビックリ!しかもみんな性別なんて気にしないでとっても楽しそうに研究してたよ!互いに理解しあって個性を活かしあえたらいいね♪ということで、シメは「ジェンダー平等を実現しよう」の歌!

#ハローキティチャンネル #kitty #SDGs #GOAL5 #SDGsの歌 #ジェンダー平等 #genderequality #リケジョ #中央大学理工学部 #ヒューマンメディアラボ

https://www.youtube.com/watch?v=jBaMJixJVVo

タロー!キティです!【ハローキティSDGs応援 Vol.7

今回はSDGsを推進している外務省に伺って、なんと!河野太郎外務大臣にお話をお聞きしてきました!

外務省が力を入れていることのひとつは「海をきれいにする」こと!

もちろんシメには河野太郎大臣にも歌って踊っていただきました!外務省の皆さんもノリノリ♪

参考:外務省SDGsツイッター https://twitter.com/SDGs_MOFA_JAPAN

#ハローキティチャンネル #kitty #SDGs #GOAL14 #SDGsの歌 #海の豊かさを守ろう #lifebelowwater #マイクロプラスチック #ごみの分別しっかりね #河野太郎外務大臣 #タローキティ

https://www.youtube.com/watch?v=2Sx5NamR2Fk

マラリアをゼロに!【ハローキティSDGs応援 Vol.8

みんな「マラリア」って知ってる?世界中でたくさんの人が命を落としてる感染病なんだって!

日本にはもう感染者はいないんだけど、マラリアを世界から根絶するためにがんばってる人や会社があるんだよ!

技術とアイディアでマラリアをゼロに!!

#ハローキティチャンネル #kitty #SDGs #GOAL3 #SDGsの歌 #すべての人に健康と福祉を #マラリア部長 #蚊に刺されないように #マラリアノーモアジャパン #ゼロマラリア #世界マラリアデー

https://www.youtube.com/watch?v=xv3PMvr0Bbc

いろんな生き物とふれあいたい!【ハローキティSDGs応援 Vol.9

今回は、兵庫県日本海側にある豊岡市に来ています!

実はここ、地域ぐるみで自然を守ることで、コウノトリをはじめ、絶滅危惧種になってしまった多くの生き物を見ることができるんです。ということで、田結(たい)湿地でたくさんの生き物を探してみよう!

コウノトリさんにも会えるかな!?

最新マシーン・ドローン発進!

 ♪ジャンガジャンガジャンガ〜

#ハローキティチャンネル #kitty #SDGs #GOAL15 #SDGsの歌 #陸の豊かさも守ろう #兵庫県豊岡市田結 #案ガールズ#穴掘り隊 #絶滅危惧種 #コウノトリ #ドローン

https://www.youtube.com/watch?v=CmvdqjM5tCE

海の中もきれいにしたい!【ハローキティSDGs応援 Vol.10

今回は、タローキティにお話を伺った「海の豊かさを守ろう」

の実践編!

浜辺だけじゃなく、海の底のゴミも拾っちゃうイベントの

レポートです!

もちろんキティもダイビングして撮影してきたよ!

海の中はかわいい生き物がいっぱい♪

https://www.youtube.com/watch?v=w334IF7CMLg&vl=ja

食べ物のことについて考えてみた!【ハローキティSDGs応援Vol.11

おなかが空いたら元気がでない><

だからキティはいつもしっかり食べるようにしてるんだけど、

世界や日本の中でもちゃんとごはんが食べられない人が

いるんだよね…。

でも、その一方で、食べ物は毎日たっくさん捨てられていて

大量のゴミになっているんだって。

「じゃあ、余った食べ物を集めて必要な人に配ればいいじゃない!」

っていう活動があると聞いて、いろいろ教えてもらってきたよ!

こんなしくみ、増えるといいなあ。

協力:セカンドハーベストジャパン

http://2hj.org/

#ハローキティチャンネル #kitty #SDGs #GOAL2 #SDGsの歌

#世界中から飢餓をなくそう #食品ロス

https://www.youtube.com/watch?v=m5alzF9f0V8

SDGsなアートをつくろう!【ハローキティSDGs応援 Vol.12

今回のSDGs応援は、このハローキティチャンネルを見てSDGsに興味を持ってくれて、自分たちもSDGsを子どもたちに伝えたい!っていう学生さんたちの企画したイベントの紹介だよ!

なんと、テーマはGOAL 12「つくる責任 つかう責任」!

再生紙を使って工作して、それをまたリサイクルできるようにすることで、

つくる責任とつかう責任の両方が学べるこのイベント。

小さなお友だちともふれあえて、すっごく楽しかったよ!

夏休みの工作にも使えるかも!?

協力:愛知県立大学SDGs推進プロジェクト 愛知県小牧児童館

#ハローキティチャンネル #kitty #SDGs #GOAL12 #SDGsの歌 #つくる責任つかう責任 #カラフルウイッシュ #SDGsアート #夏休みの工作

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今後は、国連との共同企画により活動の場を世界に広げ、様々な難しい課題に取り組んでいる方に会い、「SDGs」を達成するための取り組み(6つのゴール)

1.3.すべての人に健康と福祉を」
2.
4.質の高い教育をみんなに」
3.
5.ジェンダー平等を実現しよう」
4.
11.住み続けられるまちづくりを」
5.
13.気候変動に具体的な対策を」
6.
14.海の豊かさを守ろう」

について、世界中に情報発信していくとのことです。第1回目は以下の通りです。

ハローキティ・グローバルチャンネル!はじまるよー!【ハローキティ世界のSDGs応援 Vol.1】

日本語版

https://www.youtube.com/watch?v=tDAbBJICwFM

英語版

https://www.youtube.com/watch?v=YsS8v2O7kTU

#HelloSDGs #ハローキティ #国連 #グローバルチャンネル #HelloKittyGlobalChannel #SDGs #UN #HelloGlobalGoals

r.nikkei.com

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Ⓒ 1976, 2019 SANRIO CO.,LTD.  著作:㈱サンリオ

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貧困、飢餓、環境破壊の山積みの課題に対し、大人たちは実際に行動していくことが必要

最近の益々激しさを増す世界の異常気候による世界各地の被害をみれば、環境対応の緊急性、切実さは深刻に受けとめ、行動を起こさなければならないと誰しも思うところです。

しかし、実際の動き、特に大人世代の動きはとても鈍いといわれています。

そんな中、日本においても教育の現場で子どもたちに、「持続可能な開発目標(SDGs)」を社会課題を解決するためのテーマとして取り上げさせる動きが広がってきたことは、とても良いことですね。 

スウェーデン環境保護活動家GRETA THUNBERGグレタ・トゥーンベリさん(16歳)が「私たちに未来を与えて」と毎週金曜日に学校に行かない議会前ストで注目され、ツイッターとインスタグラムで活動を発信して、その影響力を増し、ノーベル平和賞ものとの声も出たことは皆さんもご存知の話ですね。グレタさんによれば、「海のプラスチック汚染や、温暖化によって生息地である氷上を失うホッキョクグマに関する映像を学校で観たことが行動の原点」とのこと。そして、そのグレタさんは気候アクティビストを名乗り、ダボス会議や国連でスピーチを繰り返しても事態が前進しないため怒っています。「気候変動に関する政府間パネルIPCC)が報告する科学的事実を直視せず、手を打っていない」と、政治家たち批判しています。このようなグレタさんの活動は、世界的な動き「Global Climate Strike」「Global Climate March」となり拡がりをみせています。研修会やデモ行進を通じ環境対策を政府などに迫る組織がZ世代を中心に拡がっています。 

温暖化が進行する最大の原因は、先進国や中国などの新興国が石油や石炭などの化石燃料を大量消費してきたことだといわれています。グレタさん等がいうまでもなく、温暖化を促進させてきた国々や我々大人世代が、自らの責任として温暖化対策に取り組むことが大切です。研究者やNGOによる調査報告「AFTER PARIS」によれば、世界の中でも裕福なトップ10パーセントの人々が、温室効果ガス全体の約半分を排出しているとのこと。その一方で、世界人口の半分を占める貧困層は、温室効果ガスの排出量は全体の1割にすぎません。それにもかかわらず、温暖化の進行によって、最も深刻な影響を被るのは、途上国の貧しい人々す。彼ら彼女らが依存する地域での農業や漁業が、温暖化によって成り立たなくなってきているからこそ、温暖化を促進してきた側が、温室効果ガス排出削減や温暖化の進行を食い止めるための中心的な役割を担うことが、Climate Justice(気候正義)として求められています。 

http://www.foejapan.org/climate/about/img/cso_inequality.jpg

グレタさんは「大人達は子ども達を何より大事、愛していると言うけど、嘘です。私達の未来が燃えているのに、大人達は何もしない」と語っています。

つまり、未来の世代こそ、異常気象の頻発や環境の激変など温暖化の進行による災厄の最大の被害者となることを、彼女自身の言葉と行動で訴え続けています。

グレタさんの訴えは、国際的に非常に大きな反響を呼び、世界各国の子ども達や若者達が声をあげるようになりました。そして、国連や世界経済フォーラムなどもそうした声に動かされつつあります。

9月23日の気候サミット、9月17日~9月30日までの国連総会に合わせ、世界では9月20日~9月27日にかけて、温暖化防止・気候正義を求める行進やイベントが開催されています。既に9月20日の時点で「150カ国以上で、400万人以上が参加した」と、グレタさんは発表しました。9月20日には、日本でも東京や静岡、京都、大阪、兵庫など23都道府県で「グローバル気候マーチ」関連イベントが開催され、Climate Justice(気候正義)の実現を訴えました。 

「子ども」「若者」というステークホルダーが、私たち大人の振る舞いを厳しい目でじっと見ています。貧困や飢餓、そして気候変動関連の山積みの課題に対し、大人たちは掛け声だけでなく、実際に行動していくことが必要です。そうすれば、真に世の中に必要な国として世界を牽引できると思います。

#GRETA #THUNBERG #グレタ#トゥーンベリ #ClimateJustice #気候正義 #GlobalClimateStrike #GlobalClimateMarch #食品ロス #SDGs

r.nikkei.com

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漁獲枠の設定をもっと厳しくし乱獲抑止をはかり、これからもおいしい秋刀魚を食べたいですね。

中国・台湾などが操業する公海域では、従来資源保護の枠組みがなかったため、日本はカナダやロシアなどとともに条約に基づく北太平洋漁業委員会(NPFC)を発足させたとのこと。2019年7月に、同委員会において初めて漁獲枠導入を合意しました。しかし、その漁獲枠は公海と排他的経済水域EEZ)で年間55万トン強、公海は33万トンと最近の漁獲実績を超えてしまっているとのことです。 

海でも、陸でも、その資源を持続的に利用していくことは、国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」の柱のひとつ。是非、各国・地域で更なる努力を続けてもらいたいものですね。#漁獲枠 #SDGs #北太平洋漁業委員会
r.nikkei.com

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男性の「家事・子育てを手伝っています」はなぜ?

日本でもやっと男性社員の家事・子育てを企業が後押しするなど、男女ともに「仕事と家事・子育てを両立」できる社会の実現に向けた取り組みが盛んになってきました。

とはいっても、大企業なら業務の分担も社員同士で行いやすいのですが、人手不足が深刻な中小企業では負担増など発生し、この動きが広がりにくいといわれています。

また、大手企業といえども、人手不足が深刻な企業にとっては、7やはり実行は難しいようです。

ところで、自分の子どもでありながら、日本で家事・子育てを「手伝う」という言葉が男性側(夫)から出るのはなぜでしょうか。男性側(夫)が「家事・育児に主体性」を持てないのは、日本では家事・育児に関する情報が女性側(妻)に集まりやすく、「夫が情報格差に引け目を感じ、家庭から仕事に”逃げがち”」といわれております。

また、男性の多くは家事・育児の能力や生活能力が総じて低く、言葉の通じない赤ちゃんに理詰めの傾向がある男性が向き合うと、思い通りにいかない苛立ちが最悪、子どもに向かう恐れが心配されています。

とはいえ、女性就業率は2018年、5割を超えました。男女とも家事・子育てができて、かつ働きやすいと感じる社会の実現には、家庭での話し合いに時間を惜しまず、家庭・家族のルールを作ることが重要ですね。

米国も同じ道を歩んだといいます。共働き社会に切り替わった1980年代、米国の女性は仕事と家事・育児を二重負担していました。当時の米国女性の1日に勤務先と家庭の2つの労働シフトに入っているような状況から、社会と家庭を改変し、女性活躍できる男女協働先進国に進化したといわれています。

日本もこれから、夫婦がそれぞれ家事・育児を”分担”できるように、育休の取得推進ばかりではなく、短時間勤務や残業免除などを利用しやすくすることも必要ですね。

r.nikkei.com

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神奈川県、10月から「子育ての不安」「ひとり親家庭、DV、ひきこもりなどの悩み」の「LINE相談」開始

神奈川県では10月1日から「子育ての不安」「ひとり親家庭、DV、ひきこもりなどの悩み」について、「LINE相談」開始するとのこと。相談は専門相談員が担当、費用は無料。匿名でもOK。秘密厳守。ひとりで悩まず、相談を! とあります。
まずは、神奈川県のホームページやLINE公式アカウント検索から「友だち追加」を。
じつは、神奈川県はこれに先立つ2019年4月、試行的に「LINE相談」(コミュニケーションアプリLINE(ライン)を活用した3つの相談(子育ての不安、ひとり親家庭の悩み、女性が抱える悩みの相談)を2019年2月に開設した時の結果を公表しています。
児童虐待防止相談LINE」「ひとり親家庭相談LINE」「女性のための相談LINE」の実施報告書は、神奈川県Webサイトに掲載されています。
その際の県の発表では、利用者の7割以上が「相談しやすかった」とアンケートに答えているとされています。
また、相談者の割合は、「保護者」が40.5%、「子ども本人」が22.3%。子ども・家庭110番電話相談)と比較すると、「LINE相談」では子ども本人からの割合が電話相談(8.5%)の2.6倍となっていました。
これらの結果を受け、神奈川県は「子育ての不安、ひとり親家庭の悩み、DV・ひきこもりなどの悩み ― 子どもや親のSOS ― 」を受け止める手段として、「LINE相談」は期待できるとして、10月1日から、以下4つの窓口の「LINE相談」を正式に開設することにしたとのことです。
① 子ども、保護者の方向け「かながわ子ども家庭110番相談LINE」児童虐待、子育ての不安、しつけ、家庭や家族の悩みなど、子どもに関する相談
ひとり親家庭の方向け「かながわひとり親家庭相談LINE」← 仕事、お金、子育て、将来のことなど、ひとり親家庭の方のさまざまな悩みに関する相談
③ DV・デートDV等に悩む女性の方向け「かながわDV相談LINE」← 配偶者や恋人からの暴力(殴る・蹴る、暴言を吐く、生活費を渡さないなど)に関する相談
④ 子ども・若者、保護者の方向け「かながわ子ども・若者総合相談LINE」← 働きたいけれど、どうすればいいかわからない、人間関係で悩んでいるなど、さまざまな相談
課題として、「文字によるやり取りのため、相談者の現状や感情、相談に至るまでの精神的背景などを行間から読み解く想像力、文字に込められた気持ちや思いを感じ取る感受性が相談員に求められる」などがあげられていました。しかし、SNSを活用した相談体制を徐々に充実・改善を図りながら、効果が少しずつでも高まれば良い施策だと心から思います。
#SNS相談 #LINE相談 #子育て #ひとり親 #DV #ひきこもり
 
 
 
 

貧困の負の連鎖を防ぐため、教育とメンタルケアに”投資”を

日本は資源が少なく、国や国民が安定して安心に暮らすためには、一人の人間の力も無駄にできないにもかかわらず、その大切な「子供たちの貧困問題」に対して十分な施策が打たれていないといわれております。

GDP世界3位の経済大国・日本の「子どもの貧困率13.9%(2015年時点)、子供の7人に1人という驚くべき数です。さらにひとり親家庭貧困率50.8%と半数になっています。 

※日本における「子どもの貧困」とは18歳未満の子どもの相対的貧困のことで、国の等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人員の平方根で割って調整した所得)の中央値の半分に満たない世帯の存在及び生活状況のことです。 

さらに、「貧困は連鎖」するといわれております。貧しい環境の中で育った子どもは、そうでない子どもに比べて全体として学力が低いというデータがあります。これは、塾に通わせたり、勉強できる環境を整えたりする余裕が親に乏しいからと想像できます。この「負の連鎖」を断つには「教育」が最も大切といわれています。この教育の面で活動をおこない成果をあげているのが、東大出身の学生有志らが中心となって立ち上げたNPOラーニング・フォー・オールLFA、東京・新宿)です。LFAは学校や自治体、教育委員会などと連携し、大学生による無償の学習支援を幅広く展開しています。さらに、この団体の良い点は、まず教える側の人間である学生を厳選し、かつ、研修を徹底しておこなっている点が指摘されています。 

また、教育と共に必要だといわれているのが、子供たちへの「メンタルケア」です。極度のストレス下に置かれた子供たちを精神面からサポートすることは喫緊の課題で、新聞等でも、施設職員の研修や育成など「子供たちを守りはぐくむ環境づくり」としてやるべきことは山積していると指摘されています。 

「⼦どもの貧困問題」は、当事者である⼦どもたちだけでなく、社会全体に⼤きな損失を与えています。公益財団法人⽇本財団の調査によると、「貧困状態で育った⼦どもたちは納税者にならず、社会保障を受ける側になる」ことにより、国の損失は42.9兆円以上になると試算しています。これは⼦どもたちの責任ではありません。私たち⼤⼈世代の責任です。子どもたちが、生まれ育った家庭の経済社会状況にかかわらず、未来への希望を持ち、自立する力を伸ばすことのできる機会と環境を提供することは、私たち大人世代の責任です。 

この記事では、いやらしい言い方かもしれませんが「子どもへの支援」は将来、「42.9兆円以上の経済・社会的損失」とは真逆の「彼ら・彼女らからの納税というカタチで戻ってくる」「生活保護など社会保障費の負担軽減につながる」としています。

是非とも、官民学の連携による子ども支援の施策を充実させていきたいものです。

#貧困率 #相対的貧困 #貧困の連鎖

r.nikkei.com

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"きれいな"プラスチックゴミを出し、ムダなプラスチックを使わない

日本では、家庭でゴミの分別収集がキチンと行われていると言われています。しかし、よく調べてみると、資源ゴミ集積場では、「汚れたままのペットボトル」―「キャップやラベルがついたままのペットボトル」「中身の残ったペットボトル」「油性ペンで名前など文字が書かれているペットボトル」「コンビニやスーパーのテープが貼られているペットボトル」などや、「汚れたり、異物が混じったプラスチック容器包装」―「スニーカーが混じった容器包装プラ」「味噌や醤油がついた容器包装プラ」「キムチやスイカが入った容器包装プラ」などは「資源ゴミ」として扱えないとのこと(恥ずかしながら、初めて知りました)。つまり、リサイクルできない低品質のゴミとのことです。

じつは、資源ゴミ集積場に運ばれてきた廃プラのうち、プラ製品に再利用できる割合は約5割といわれています。残りの5割は、リサイクルに回されることなく、再び圧縮・梱包し、単なる廃プラの塊になるといいます。この廃プラの塊はひどく汚れてはいませんが、様々な種類のプラ素材が混じっているため、もう一度分別してペレットなどに再利用するのはコストや手間の面でも難しいといいます。これまでは産廃業者に引き取ってもらっていましたが、廃プラは最近、中国をはじめとするアジア諸国が輸入を禁止、制限するようになった影響で日本国内で行き場を失っています。

大人から子供まで、正しいゴミの知識を得て、家庭でのゴミの分別が正しく行われれば、こうしたリサイクルできない廃プラは少なくなり、現在16%のリサイクル率を上げられるといいます。私たちは、もう一度「分別のルール」を理解して、"きれいな"プラスチックゴミを出すとともに、ムダなプラスチックをなるべく使わないようにして、ゴミの発生自体を抑えていく必要があることを知りました。

digital.asahi.com

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尾畠春夫さん、29日朝から佐賀県武雄市朝日町の民家などで復旧作業

「下を向いている人に前を向いて上を向いてもらって白い歯をちらっとでも見せてもらえたら」とスーパーボランティアの尾畠春夫さんは、やっぱりすごいヒトですね。

#スーパーボランティア 

www.sagatv.co.jp

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空き家を拠点とした新たな地域の絆づくり

 自治体の空き屋対策としては、相談窓口の設置や除去費用助成や改修費補助などがあります。 

横浜市は相談会開催のほか、適正管理のためにシルバー人材を紹介したり、地域で空き家を使う場合の片づけや樹木剪定の費用補助などをしているとのことです。住宅が市場で流通するため空き家バンクに取り組む予定はないとのこと。神奈川県二宮町は空き家バンクを運営しているほか、ふるさと納税を利用した空き家管理、さらに移住施策とも連携、横須賀市では人口減少が進む地区での高齢者支援のため空き家に学生の居住を推進し、また、定住・移住施策として購入や解体・リフォーム費用の補助もしているとのことです。 

そのほか、特徴ある対策を実施している地域もあります。

山形県鶴岡市NPO法人(地域住民、民間事業者が中心に設立)が空き家・空き地の低廉な価格での取引や道路整備

横浜市の郊外ー高齢化が進む戸建て住宅地で、空き店舗を利用したランチ・おかずの提供、子育て世代が食事をしながら情報交換できる場の提供などで街づくり、地域の人の募金や労力の提供により改装した空き家を多世代が集えるイベントの拠点として活用

茅ヶ崎市の場合、都市政策課に「住まいの相談窓口」を設置し、2016年から茅ヶ崎市空家等対策推進協議会で検討し、また、茅ヶ崎市空家等対策計画の基づいて空き屋対策を実行しているようですが、なかなか難しいようです。茅ヶ崎市のHP

http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/shingikai/kaigiroku/1019154/1033544.html

によると、

「住まいの相談窓口」は、相談先が分からない等の「住まいに関する悩み」を持つ方に対し、相談内容を整理し、適切な担当課・関係機関・団体につなぐ、“住まいのポータルサイト”の役割を担っており、必要に応じて関連する様々な制度や支援メニュー等の紹介も行っています。2018年度の相談件数については158件で、そのうち空き家に関する相談は、空き家の利活用が15件、空き家の適正管理が25件となっているとのことです。

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 「空き家活用等マッチング制度」は、「市場に流通していない空き家」や「市場での借り手のつかない空き家」等の所有者と、地域等の活性化や課題解決を図りたい「空き家活用等希望者(非営利団体)」をつなぎ、空き家の活用・流通促進や地域の活性化(地域コミュニティ)への“きっかけづくり “の役割を担っており、2018年度の登録件数は、空き家所有者1件・空き家活用希望者1件、マッチング件数は0件となっています。非営利団体でない活用希望者等で登録に至らない相談件数は4件となっているとのことです。

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r.nikkei.com

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自ら積極的に能力開発に励むことができる世の中に

 昨今、AI(人工知能)、ロボットの普及や加速度的な技術革新、競争環境の変化で、人に求められる能力が大きく変わっていくことが予想されています。日本では、従来、社会人の能力開発を主に企業の社内教育が担ってきました。しかし、変化の激しいこれからの時代には、企業にその役割を期待できないともいわれています。そこで、求められるのは、人が自分自身が能動的に新しい知識や技能を学び続けることができるための環境づくりです。

 スウェーデンでは、産官学の密な共同連携により、実践的な即戦力人材を育成し、着実な経済成長を人材面で支えるユルケスホーグスコーラ( Yrkeshögskola)が成果をあげています。国が運営費用を負担しますが、自治体が運営主体となり、各地域の産業界の意見を聞きながら、そのニーズに柔軟に対応した職業訓練プログラムです。教育訓練プログラムを提供するのは多くが企業や職業教育の専門学校であり、実践的で実効性のある内容が提供されています。産官学の密な共同連携により、実践的な即戦力人材を育成し、着実な経済成長を人材面で支え、生涯を通じてのキャリア形成をサポートする仕組みとなっています。また、ドイツでは、新しい職業資格の取得によって賃金が上がりますが、日本では技能・技術の習得が賃金上昇や待遇向上につながるとは限りません。

 今後は、日本でも「流動性の高い労働市場の整備」を進め、「仕事を移ることで賃金が上がる、処遇を上げられる環境づくり」が能力開発を促すためにも必要です。人間ですから、新たな技能・技術を身につけることで収入が上がったり、処遇向上が可能となれば、自ら学ぶ意欲がさらにわくのではないかと思います。 

r.nikkei.com

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