ei-san’s blog ー Working Better with Age ー 誰もが生涯活躍の人生を

このBLOGの目的は、「生涯活躍のまち、茅ケ崎つくり、SDGs の実現」のための調査・研究と活動に役立つと考えられる情報を紹介・記録するものです。    具体的には次の3つです。(1)誰もが暮らしやすい茅ケ崎市の実現に関係する情報、(2)誰もが生き甲斐を持ち続けることが可能な茅ケ崎市の実現に関係する情報、(3)多世代の人々が活発に交流することが可能な茅ケ崎市の実現に関係する情報。

男性の「家事・子育てを手伝っています」はなぜ?

日本でもやっと男性社員の家事・子育てを企業が後押しするなど、男女ともに「仕事と家事・子育てを両立」できる社会の実現に向けた取り組みが盛んになってきました。

とはいっても、大企業なら業務の分担も社員同士で行いやすいのですが、人手不足が深刻な中小企業では負担増など発生し、この動きが広がりにくいといわれています。

また、大手企業といえども、人手不足が深刻な企業にとっては、7やはり実行は難しいようです。

ところで、自分の子どもでありながら、日本で家事・子育てを「手伝う」という言葉が男性側(夫)から出るのはなぜでしょうか。男性側(夫)が「家事・育児に主体性」を持てないのは、日本では家事・育児に関する情報が女性側(妻)に集まりやすく、「夫が情報格差に引け目を感じ、家庭から仕事に”逃げがち”」といわれております。

また、男性の多くは家事・育児の能力や生活能力が総じて低く、言葉の通じない赤ちゃんに理詰めの傾向がある男性が向き合うと、思い通りにいかない苛立ちが最悪、子どもに向かう恐れが心配されています。

とはいえ、女性就業率は2018年、5割を超えました。男女とも家事・子育てができて、かつ働きやすいと感じる社会の実現には、家庭での話し合いに時間を惜しまず、家庭・家族のルールを作ることが重要ですね。

米国も同じ道を歩んだといいます。共働き社会に切り替わった1980年代、米国の女性は仕事と家事・育児を二重負担していました。当時の米国女性の1日に勤務先と家庭の2つの労働シフトに入っているような状況から、社会と家庭を改変し、女性活躍できる男女協働先進国に進化したといわれています。

日本もこれから、夫婦がそれぞれ家事・育児を”分担”できるように、育休の取得推進ばかりではなく、短時間勤務や残業免除などを利用しやすくすることも必要ですね。

r.nikkei.com

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