「共生・共助」の地域社会・まちづくりを
ここ2~3年、SDGs(S=持続可能な、D=開発、G=目標)という言葉をよく見聞きするようになりました。その一つの原因が、人間が経済活動で利益を追求するあまり、生まれた多くの社会的課題など世の中の歪みを正すガイドラインとしてSDGsの目標達成が期待されてきたということのようです。
この記事を読んで、『国富論』で良く知られる経済学の父、アダム・スミスが『道徳感情論』で、「人間社会はそれぞれに必要な援助が、愛、謝意、友情、および尊敬に基づいて互恵的に与えられる場合に繁栄し、人は幸福である」「自己の利益追求のみに明け暮れる社会では、幸福と快適さは低下する」と唱えていることを初めて知りました。
「人」は、幸福感を感じられないと、心も体も健康な状態を維持できないといわれています。この記事を読み、私たちは多世代・地域において「共生・共助」の地域社会・まちづくりをもっと進めていかなければならないと感じました。