「イクジなし夫」を「イクメン」に変えるために
2018年9月に「男性育休完全取得」を宣言した積水ハウスは、制度の利用を本気で進めるために入念な準備と万全な支援体制を用意したとのことです。その支援は、助け合う職場の風土創り、休業中の給与の補償、業務の引き継ぎの見える化、家族で話し合い家族の役割を具体的にするための家族ミーティング励行などです。
日本では、夫婦で子育てをするための「新しい共働き型社会の再構築」は必須ですが、雇用慣行や学校教育のあり方、社会に根付いた個々の意識の改革など、克服すべき課題が多くあります。
これら課題を一つ一つ丁寧に、かつ、迅速に取り除く努力をしたうえで、育児・介護休業法などの改正により、男性の育休(イクメン)の『義務化』を目指すことが必要だと思いました。