「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向けた未来創りのための「環境白書」「循環型社会白書」「生物多様性白書」
持続可能な未来のための地域循環共生圏 ― 気候変動影響への適応とプラスチック資源循環の取組 ―」をテーマとして、第5次環境基本計画(平成30年4月閣議決定)で提唱した「地域循環共生圏」の観点を交え、気候変動への適応とプラスチック資源循環について、各地域、各主体の取組や、ライフスタイルの転換に向けた取組事例等を紹介しています。
プラスチック資源循環については、海洋プラスチックごみ問題を取り上げ、プラスチックの資源循環体制構築のため、プラスチックの3Rを一層推進することが不可欠だとしています。また、2019年6月のG20サミットまでに、政府としてプラスチック資源循環戦略を策定すること、その戦略(案)では、「3R+Renewable」を基本原則とし、レジ袋有料化義務化をはじめとする施策を盛り込んでいることを紹介しています。
また、バイオプラスチックの実用化向上と化石燃料由来プラスチックとの代替促進を図るため、技術開発やインフラ整備支援を行っていることに言及。植物原料などの素材によるプラスチックの代替の取り組みについても取り上げています。
令和元年版 環境・循環型社会・生物多様性白書(PDF版)