深刻化する「8050問題」
80代など高齢になった親が、ひきこもる50代ら中年の子を抱えて困窮する(収入のない50代の子と80代の親が社会的に孤立する)「8050問題」が深刻化しているとのこと。
40~64歳のひきこもりは、15~39歳の推計54万1千人を上回る。「将来を考えて働く意欲を持ちやすい若年層に比べ、中高年の社会参加に就労を目標とするのはハードルが高い」と指摘されています。「仕事や役割を求められず、当事者にとって居心地の良い場を行政主導で設けて社会とのつながりを持てるようにすべきだ」としている研究者もいます。一方で、全国の自治体の支援窓口に行った2018年の調査では、「相談対応や訪問スキルを持つ職員らがいない」との回答が47.7%を占めています。ひきこもりが長期化、高齢化するなか、支援の態勢づくりは道半ばのようです。(-_-;)
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