平均寿命 ≧ 健康寿命 ≧ 活躍寿命 に!
高齢社会白書(厚生労働省:平成29年版)によると、「2040年に65歳以上の人口はピークを迎え、全人口の35.3%(3,920万人)に。一言で“高齢者”といっても人口の3割を超える規模であり、健康状態、お金、住まい、家族、終活など数々の老後不安や、状況・立場の個人差は大きく、また多様。それに並行して、人生後半における消費も、行動も、願望も多様であり、“シニア”という単色のペルソナで一括りにすることはできない」とあります。
一般社団法人人生100年時代協議会が2,000人のシニアの実態調査を行いました。
調査結果によって改めて認識したことは、「健康寿命」よりも前に「活躍寿命」が訪れるという事実です。さらに「健康寿命」よりも前に、自分のやるべきことや居場所、コミュニティを失う「活躍寿命」の存在が明らかに。そして、65歳の高齢者2,000人のうち65.7%が、老後が暇であると同協議会の調査で回答したということです。これからは、シニア世代の活性化支援に少しでも役立ちたいと、ますます思いました。